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導入の背景
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裾野市では、当初、固定資産税、道路台帳の部署でGISが導入されていたが、地番図、家屋図等のデータが特殊なフォーマットで作成されていたため、汎用性に欠けていた。しかしながら、他部署での導入においても、結局同じGISを使うという流れができており、応用のきかないシステムが増えていく傾向にあった。
一方、当時の地籍調査係は、地図はマイラー図面、基準点測量成果は紙の状態で管理していたため、窓口での問い合わせの対応に時間がかかるという課題を抱えていた。その課題を解決しようということで、GIS導入の検討を開始。その際、「特定ベンダーのシステム上でしか使えないデータ作りを続けていてはいけない」、「地籍調査係だけでなく、将来的には他部署でも広く使えるような汎用性の高いGISを導入したい」という思いがあり、既存のGISとは別ベンダーのGISを導入するというコンセプトで検討を始めた。
SISについては、 地籍調査係のGIS担当者が以前所属していた部署でSISベースのアプリケーションのデモを見たことがあり、その際既存のGISに比べて格段に良いという印象があった。さらに、機能やレスポンスの点においてもSISのほうが優れていると判断し、採用候補の1つとして挙げた。
機能面、価格面から数社のベンダーのGISを比較検討した結果、SISを採用することに決定した。
| 【地籍調査係におけるGIS導入の経緯】
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平成16年度 |
導入検討開始 |
平成17年度 |
導入 |
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導入の決定要因
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地籍調査係での導入をきっかけに、庁内全域でのシステム利用を可能にする「統合型GIS」への発展を考えた時、GISエンジンとして強固かつ拡張性の高いSISが適していると判断した。また、対応するデータフォーマットの種類が多い点も高く評価された。
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導入効果
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・窓口対応が迅速化
従来はマイラー図面や紙の成果簿で管理していたため、窓口で問い合わせがあった場合、該当するマイラー図面や簿冊を探すのに時間がかかっていた。導入後は、システム上で情報を検索するとすぐに画面表示されるようになったため、図面照合や問い合わせへの対応が迅速化された。
・地図の維持管理が簡便化
従来はマイラー図面の原図のみを所有していたため、地籍調査後、分筆・合筆があった場合に、筆の補正が反映できていなかった。導入後は、地籍情報が数値データ化され、システム上で筆の移動が可能になったため、簡単に地図の維持管理が行なえるようになった。
機能の中でも一番窓口で利用されるのは、地籍一筆図形出力機能である。特に便利なのは、SIMA形式で データ出力できる点である。SIMA形式で出力できると、業者に元データをそのまま使用してもらえるため、再入力の手間も省けるうえ入力ミスも防げるので、非常に助かっているという。
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地籍情報管理システム(一筆図形) |
地籍情報管理システム |
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今後の展望
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現在、所有ライセンス数は1ライセンスであるため部署内のみの使用となっているが、将来的には庁内全体における情報共有を目指している。
機能の点では、以下のような要望があるという。
1. |
筆界線をつまんで筆界の訂正が簡単にできる機能 |
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点を作って結線させ、そこに図形を作成。その後、筆界線上の任意の位置をつまんでそこを曲げると、筆界線が新たに作成されるような機能。 |
2. |
不要になった筆界点を消す機能 |
3. |
マウスポインタをツールバー上に置いた時に、各コマンドの機能や簡単な説明が表示される機能 |
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