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国内導入事例 神奈川県相模原市 様

道路台帳の一元管理により、庁内業務効率と市民サービスの向上を目指す


神奈川県相模原市土木部 土木計画課 土木システム推進室

膨大な道路情報を電子化・共有化する必要が生じたことで、道路情報GISに着目し「道路情報管理システム」の事業に着手した神奈川県相模原市。道路基盤整備が重要な施策である市にとって、GISは、今後ますます増え続ける道路情報の適正な維持管理になくてはならないツールとなっている。

相模原市庁舎の写真

 

【神奈川県相模原市プロフィール】

平成18年3月、津久井町・相模湖町と合併し、面積では県内で横浜市に次いで2番目の規模となった相模原市は、都心から近い都市的な地域である一方で、緑豊かな自然公園や水源を保有する街である。首都圏南西部における広域交流拠点都市として、各種の道路整備計画を持つ同市は、GISを活用し、質の高い都市基盤の整備を目指している。

人口:669,174人(平成18年6月現在)
面積:244.03ku
位置:東経139度22分 北緯35度34分
所在地:〒229-8611 神奈川県相模原市中央2丁目11番15号

 

概要

 

神奈川県相模原市土木システム推進室では、「相模原市道路情報管理システム」(通称:SRIMS(スリムス))の開発・維持管理を行っている。このシステムは、道路法で定められている道路台帳(道路台帳平面図と各種調書)を電子化し一元管理することで、適正な道路財産の維持管理を行うとともに、業務効率化や市民サービス向上を目的としてスタートした。


導入の背景

 

昨今の道路機能の多様化や高度化により、道路行政を取り巻く環境はより一層複雑化を増し、これまで以上に道路管理の効率化が求められてきている。また、相模原市が管理している道路は平成17年4月時点で8,617路線(認定路線数)、延長1,659.783qとなり、これは直線距離で札幌−鹿児島間を超える規模になった。

こういった膨大な各種道路情報を電子化し共有化を図る必要が生じたことから、道路情報GISに着目し、そのシステム開発とデータ整備事業を開始した。

 

開発の経緯

 

平成9年度から研究に着手、平成10年度からGIS(地理情報システム)を利用した「道路情報管理システム」の事業に着手し、平成13年度からシステム開発とデータ取得を開始した。以降、段階的な開発を行い、平成14年度には業務システムの一部と窓口用タッチパネルシステムの稼動が始まった。

また、データ方式の構築・規格整備も行った。データ整備については、現在、ラスタデータによる道路台帳平面図の提供を行っているが、平成17年度からは応用性の高い数値地形図化への転換作業、平成18年度からは調書システムを踏まえた構造化作業にも着手し、平成22年度の全面稼動を目指している。

 

運用状況

 

現在稼動している「道路情報管理システム」は以下のとおりである。

■市民窓口用タッチパネルシステム(平成14年10月から稼動)

市民が「道路台帳平面図」「都市計画指定状況図」「地形図」を自由に閲覧・印刷するためのシステム(印刷は有料)

市民窓口用タッチパネルシステム
道路台帳平面図印刷見本
都市計画指定状況図印刷見本

市民窓口用
タッチパネルシステム

道路台帳平面図
印刷見本

都市計画指定状況図
印刷見本


■業務用システム(平成14年4月部分稼動、平成22年度全面稼動予定)

土木部のほか、都市部など6つの部署のPCで稼動中。「道路台帳平面図」のほか、「認定路線網図」「開発区域図」など多数の地図データの使用が可能で、業務効率アップに役立っている。

業務用システム メイン画面
道路台帳平面図

業務用システム メイン画面

道路台帳平面図

認定路線網図
開発区域図

認定路線網図

開発区域図

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